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我々の目指す世界観・達成したいこと

「誰もがお買いものを楽しみ続けられる世の中にする」
日本における大きな社会課題の一つである「高齢化」、日本は世界で最も高齢化の進む高齢化先進国です。
加齢によって様々な苦手が発生します。計算、お金の管理、短期記憶。
苦手が増えたからといってお買いものを自分でできない世界は楽しいでしょうか?家族にお土産を買えない、孫におもちゃをプレゼントできない、友達と一杯飲みに行けない。自分でお買いもの・お金を使う行為は人間の尊厳に密接に結びついています。
加えて、本人の支援のために周囲が自分の人生を犠牲にするという構造も今後は維持継続が難しいでしょう。
視力が下がったらメガネをかけるように、足腰が弱ったら杖をつくように、認知力が弱ったらKAERUを使うことでお買いものを楽しみ続けられる。
KAERUは超高齢社会におけるお買いものの社会基盤になり、誰もがお買いものを楽しみ続けられる世の中にすることを目指しています。
事業紹介
KAERUは事前チャージ式のプリペイドカードと、スマホ/PCを組み合わせて利用できる福祉特化型のキャッシュレスサービスです。

■KAERUの主な特徴
- Mastercardと提携しており、幅広いお店で利用可能
- 本人だけでなく、買い物ヘルパーによる利用代行にお使いいただけます
- 一日に使える金額、週に使える金額などをあらかじめ設定可能で、計画的な利用を支援できます
- 家族、おひとりさま支援の行政、入所施設などのステークホルダーで情報連携でき、透明性をもって金銭管理の支援ができます
■各ステークホルダーのメリット
- 高齢者本人
- 認知機能や身体機能の低下で現金での買い物が難しくなった方であっても、キャッシュレスならお買いものを続けることができます
- 外出の機会の確保や社会とのつながりを持ち続けられることは、健康寿命の延伸にもポジティブです
- 家族、行政
- 家族にとっても金銭管理の支援は大きな手間になっています。詐欺に遭わないように変わりに金銭管理をするも、手渡しに行ったり現金書留で送ったりということが発生しています
- 介護負担の軽減だけでなく、お買いものや生活の様子の緩やかなみまもりとしても利用されています
- おひとりさま支援を行う行政にとっても、支援の効率化は急務となっております。効率化された時間で本質的なケアに時間を割くことができます